成人アトピーの症状を写真で公開!3つの対策法とは?

「アトピーは大人になれば治る」こんな話は一昔前のこと。今では大人になっても治らない人、または大人になってからアトピーになる人も多いですよね。

成人になりアトピーの症状が現れるのは本当に辛いものです。就職や恋愛など社会生活にも影響を与えてしまいます。

痒くて仕事に集中できない。かさかさ、ぶつぶつの肌では誰にも会いたくない。やりたいこともできずプライベートを楽しめない。こんなことが慢性的に続く。それがアトピー性皮膚炎です。

そんなアトピーと私の付き合いはかれこれ30年以上になります。今回は私自身の症状と使っている薬、そして行ってみて良かった成人アトピーの対策について紹介したいと思います。

写真で見る成人アトピーの症状とは

成人アトピー顔の写真と症状

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頬とエラのあたりに炎症が現れています。普段はかゆみが少なく掻くことはほとんどありません。でも赤みはなかなかとれません。

当たり前ですが顔は一番気にする場所なので薬をしっかり塗っています。そのせいか髪の毛の生え際以外は乾燥が少ないです。

使っている薬はプロトピック軟膏と白色ワセリン。この二種類を症状によって使い分けています。

成人アトピー首の写真と症状

長年のアトピーとの付き合いで黒く帯状に色素沈着しています。これを俗にダーティーネックと言うようです。

ただ、首筋や毛の髪の生え際があれている程度で症状としては落ち着いています。

炎症がある首筋にはプロトピック軟膏、それ以外には白色ワセリンを塗っています。

成人アトピー腕の写真と症状

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乾燥しており炎症が広がっています。また皮膚も全体的に薄くなっています。少しの刺激で内出血することが度々あります。

薬はリドメックス軟膏と白色ワセリンを混ぜたもの主に使っています。ただ炎症が強いときはマイザー軟膏と白色ワセリンを混ぜたものに切り替えています。皮膚が薄い肘の内側には白色ワセリンを使っています。

成人アトピー足の写真と症状

全体に傷や炎症があり薄っすらと色素沈着しています。容赦なくボリボリ掻いてしまうこともあり荒れ放題になることもあります。

薬は腕と同じでリドメックス軟膏と白色ワセリンを混ぜたものとマイザー軟膏と白色ワセリンを混ぜたものを使っています。

成人アトピー頭の写真と症状

主な症状は乾燥です。カサカサし過ぎて頭皮がめくれることもあります。気になって頭皮を触っていると傷つけてしまい汁が出てくることもあります。

薬はリドメックスローションを使っています。なくなったときには市販薬である【第(2)類医薬品】★薬)興和新薬/リビメックスコーワローション 8gを代用しています。

成人アトピー鼠蹊部の写真と症状

色素沈着が目立っています。赤黒くなっていて炎症を起こしているのか判断がつきにくいこともあります。ただ、皮膚は比較的さらさらしていて見た目ほど酷くはありません。

薬を全く塗らないことが多いです。

成人アトピーの3つの対策とは

大人になってアトピーと付き合っていると色々な方法を試して「少しでも良くしたい」と思います。

希望をもって試しては効果なんて全くない。こんなことの繰り返し。「アトピーなんて治りっこないよな・・・」と諦めてしまうこともあるでしょう。

でも今から伝えることは私自身が自信を持って言える対策ばかりです。「アトピーが治る!」なんて大それたことを言うつもりはありませんが、実際に私のアトピーが少しでも良くなった方法です。

① 薬を効果的に使う

アトピーは基本ステロイド外用薬という薬を使うのが一般的ですが、その薬を効果的に使うことがとても大切です。それはたっぷりベトベトに塗ることです。

塗り薬は「薄く伸ばして塗る」ことが一般的ですがアトピーの薬に関してはたっぷりベトベトになるぐらい塗った方が効果的なのです。

目安は皮膚にティッシュがくっつくぐらい。チューブの薬であれば指の第一関節まで薬をとり、手のひら2枚分の面積に塗るようにしましょう。それが一番効果的な薬の量です。

薬をたっぷり使うと経済的な面もあり「もったいない」と思うかもしれません。また、度々薬を貰いに受診しなくてはいけなくなるので大変かもしれません。

しかし、一番効果的な使い方をしないとアトピーはなかなか良くならない病気です。惜しまずたっぷり薬を使うことが大切なのです。

すぐに止めない

処方された薬を指示通り使う。至極当たり前のこと。ただ当たり前のことを当たり前にすることほど難しいことはありません。しかも慢性疾患であるアトピーの場合は長期間にわたって指示を守らなければいけない。

「少し良くなったからやめても良いかな」なんてことは絶対にダメ。見た目では良くなっていても皮膚の内部では炎症がくすぶっていることも多いのです。そこで止めてしまうとまたアトピーがぶり返してしまいます。

ステロイド外用薬の使用に抵抗があるかもしれませんが、ステロイド以上効果がある薬はなかなかないし「やめてもいいよ」と医師から指示があるまで使い続けるようにしましょう。

② アトピーの天敵、便秘を解消する

「便秘はアトピーを悪化させる」長年アトピーと付き合ってきて断言できことです。同じアトピーで苦しんでいる人に僭越ながらアドバイスするとしたら「便秘解消」を真っ先に挙げます。

「便秘が続くと肌荒れが・・・」と言う話は良く聞くと思いますがこれはアトピーにも当てはまります。

便秘になると腸の中で便が腐敗してしまい悪玉菌が増えます。この悪玉菌が有毒ガスを発生させ腸内環境を乱す原因となります。

腸は体の免疫に関与しているので悪玉菌により腸内環境が乱れてしまうと免疫機能にも異常をきたしアトピーの悪化につながるのです。

野菜中心の食生活にしたりトイレに行くのを習慣化したりして毎日の便通を心がけることがとても大切なのです。

③ 朝にもシャワーを浴びる

夜お風呂に入ることは当たり前のことかもしれませんがアトピーの方には朝にもシャワーを浴びることをお勧めします。

朝にも浴びることによって保湿効果や皮膚の清潔さ、リラックス効果に良い影響を与えアトピー改善につながるからです。

朝にもシャワーを浴びると皮膚の脂肪分が落ちて乾燥が増しアトピーが悪化するという意見もあるようです。

また、「朝の忙しい時間にシャワーなんて・・・」と思うかもしれません。しかし、シャワーを浴びるようになってから私のアトピーは良くなっていきました。

それはなぜかと言うと・・・

保湿作用が高まる

シャワーを浴びて肌に水分を補給してやることはとても大切です。

アトピー肌は水分保持能力がとても低く、すぐに乾燥してしまいます。

乾燥すると外部からの刺激に過敏に反応してしまいます。過敏に反応し掻いてしまう。掻くことによって皮膚のバリア機能が壊れ、更に水分保持能力が低下する。また乾燥するという悪循環にはまってしまいます。

そのため保湿を心がけ乾燥を防ぐことが肝になってくるのです。

朝にもシャワーを浴びて保湿効果を高めてやりましょう。

ただ、シャワーを浴びたあとはすぐに薬を塗ることが大切です。薬を塗って閉じ込めてやらないとあっという間に水分が蒸発して乾燥が余計に悪化してしまうからです。

前述したようにシャワー後にはたっぷりと薬を塗りましょう。

清潔を保てる

寝ている間には汗をかくし知らぬ間に掻きむしったりしてアトピーの肌は一晩で汚れることが多いです。

汚れは新陳代謝という肌の生まれ変わりの邪魔になります。また、アトピーの肌は抵抗力が弱く他の皮膚感染症にも罹りやすくなっています。

そのため常に皮膚を清潔に保ってやることが大切です。朝にもシャワーを浴びることにより皮膚を清潔に保つことができるのです。

リラックス効果が高まる

入浴は自律神経を調節しリラックス効果を高める働きがあります。

アトピーの人は様々なストレスを抱えています。なかなか良くならない自分の肌を見ては落ち込み、絶望に叩きのめされることもあります。

ただこのストレスは厄介です。ストレスを感じることによりかゆみが増してアトピーが悪化することがあるからです。

朝にもシャワーを浴びてスッキリすることにより1日の始まりを気持ち良く迎えることができるのです。

成人アトピーはなかなか良くならないけれど

今回は私自身のアトピーの症状を写真で公開し成人アトピーに対する3つの対策をお伝えしました。①薬を効果的に使う②便秘を解消する③朝にもシャワーを浴びるは、30年以上アトピーと付き合ってきた私がお勧めする対策です。

成人アトピーは完治というのが難しい病気です。なかなか良くならず先の見えない治療が続くこともあります。身体的だけでなく精神的なストレスを抱えながら毎日を過ごしている方も多いでしょう。

今回の記事により少しでも成人アトピーで苦しんでいる方のお役になてれば幸いです。

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