重症アトピーからの帰還~私がアトピー改善のために行った3つのこと~

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 今から17年前、21歳の時。私のアトピーは重症化しており見るも無惨な状態になっていた。赤く腫れ上がった顔。肥厚した皮膚。体中から溢れ出る浸出液。ここまで酷くなることがあるのかと思うほど重症化していた。しかし今は違う。見た目にはアトピーとわからないほど軽快した状態になっている。アトピーが完治した訳ではないが、かなり良い状態を保つことができているのだ。ではなぜ私が重症アトピーから帰還することができたのか?今回は私がアトピー改善のために行った3つのことをお伝えする。

①躊躇せずステロイドを使う

 「おいおいっ!そんな当たり前のことを言うなよ!!」と言う声が聞こえてきそうだが、重症アトピーにステロイドの使用は必要不可欠だ。脱ステロイドなんてもってのほか。地獄を見ることになる。ステロイドの副作用に不安があるかもしれないが、使わないともっと酷い目にあってしまう。詳しくは脱ステロイドで地獄の生活を送っちゃったよ〜高校時代編〜脱ステロイドで地獄の生活を送っちゃったよ〜大学時代編〜

 まずは症状に適した強さのステロイドを皮膚科医に処方してもらおう。そして症状が良くなっても指示された用法(1日2回など)で使い続ける。良くなったからと言って自己判断でやめたり弱い薬に変えてはダメだ。見た目的には良くなっていても皮膚の内部にはダメージが残っている。だから指示通り使い続けないといけない。

 そしてその薬で症状が悪化したり痒みがでるようなら必ず医者に相談しよう。ステロイドの強さが合っていない可能性があるし、痒み止めの抗ヒスタミン剤を処方してもらう必要があるかもしれないからだ。基本的には痒みのない状態にもっていくことが大切で、そのためにはステロイドを躊躇せず使う必要があるのだ。

 また、ステロイド外用薬を塗る量も大切だ。薬代や副作用のことを考えて薄く伸ばして塗ってはダメだ。ベタベタになるほどたっぷり塗ろう。目安は塗った皮膚にティッシュをつけて逆さにしてもくっついているぐらいの量だ。これぐらい塗ってはじめてステロイド外用薬の期待した効果が発揮されるのだ。多くの重症アトピーが寛解しない原因の一つにステロイド外用薬の塗布量不足がある言われている。ちょびちょびとケチって使っていてはダメなのだ。

②面倒でも1日2回お風呂に入る

 私は1日2回お風呂に入っている。朝と晩の2回だ。そしてその後にステロイドを塗るようにしている。これをすることのメリットは3つあると思っている。①皮膚を清潔に保てる②血行が良い状態で薬を塗るので効果が上がる③保湿効果が高まる。

 1日に2回もお風呂に入ると必要以上の脂を落としてしまい皮膚に悪いと言う意見もある。しかし高温のお湯を避けたり、ゴシゴシと洗わなければ問題ないと思う。少なくとも私は問題ない。更に「朝にお風呂なんてそんな時間はないっ!」と思うかもしれない。ただそれでアトピーが少しでも良くなるのなら苦ではないはずだ。アトピーのものにとって症状がよくなることは一番優先順位の高いことだと思うからだ。

③毎日の排便を心がける

 3つ目は毎日排便を心がけること。要するに便秘をしないようにすることだ。「え!?そんなこと・・・」と思うかもしれないがこれはかなり重要なことだ。便秘と腸内環境は関係しており、便秘をする=腸内環境が悪いとも言える。腸内環境は身体のアレルギーに関与しており、腸内環境が悪くなるとアレルギーが悪化すると言われている。すなわち便秘をするとアレルギーが悪化しアトピーにも悪影響を及ぼすのだ。

 事実、アトピーが重症化していた頃の私はかなりの便秘症だった。1週間排便がないこともざらにあった。そこで毎日排便するように心がけた。便意を催さなくてもトイレに座るようにした。すると徐々に便秘が改善され、2,3日に一回は排便するようになった。そして便秘が改善されると同時にアトピーも徐々に良くなっていったのだ。私の場合、特に食生活に注意して便秘を改善した訳ではないが、トイレに座るだけでは便秘が改善されないときは食物繊維や乳酸菌製品を摂ったりして便秘の改善に努めるのもいいかもしれない。

重症アトピーの人のために・・・

 アトピーを改善させるために私が実践している3つのことをお伝えした。これらを行うようになってから完治とまでは言わないが本当に良くなった。見る影もなかった風貌から改善し、今ではそこまでアトピーのことを気にしなくても生活できるようになった。彼女ができ結婚し子供まで持つことができるようになった。昔の私からは想像もできないことだ。

 ステロイドの適正使用、1日2回の入浴、便秘の改善、こんなことで良くなるのか疑問に思われるかもしれないが、事実私のアトピーは本当に良くなった。重症アトピーの苦しさ、辛さは十分わかっているので、このブログを見て少しでも重症アトピーの人が救われれば嬉しいと思う。 

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