大人アトピーの体質改善って何をすれば良いの?

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 「アトピーを治すには体質改善が必要」
 「体質改善をしないとアトピーは良くならない」

 アトピーを治すための情報を集めていると必ず「体質改善」という言葉が出てくる。アトピーはアレルギー疾患なので、その体質そのものを変えてしまおうと言う考え方だ。

 ただ「体質って生まれ持ったものだから変えるのは無理でしょ!」「大人になってから体質を変えようと思っても何十年もこの身体で生きてきたんだから無理に決まっている」と思ってしまうこともあるだろう。

 私も「体質改善」と言う言葉を聞く度に何か果てしない実現不可能なことを言われているような気がしていた。

体質改善は必要!でもどんなことが変わったのか?

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 しかし、私自身アトピーが重症化していた頃と今とを比べると確実に体質は変わっている。体質が変わったからアトピーが良くなったといっても過言ではない。

 重症化して真っ赤なフランケンシュタインのような顔をしていた二十歳前後の頃。その頃と比べるとパッと見た感じではアトピーと気づかれないまでになった現在。我ながら本当に良くなったと思っている。その原因の一つが体質改善なのだ。

 ただ体質改善と言っても仰々しく考えることなない。普段の生活のリズムや習慣を変えていけば自ずと体質は変わっていくのだ。

 では具体的にどのように私の体質は変わったのだろうか?大きくあげると三つある。

便秘体質からの脱却

 一つ目は「便通」だ。実はこれが一番重要な体質の変化だ。アトピーが重症化していた頃の私は酷い便秘症だった。一週間便通がないことなんて当たり前だった。それが今では毎日便通がある。便秘体質から改善したのだ。

 「えっ!?そんなこと・・・?」と思うかもしれないが、実はこれはもの凄く大切なことだ。なぜなら便秘になるとアトピーが悪化してしまうからだ。

 アトピーと腸内環境は密接に関係している。腸は身体の免疫に関与しているので、腸内環境が悪化するとアトピーも悪化する。すなわち便秘で腸内環境が悪くなることによりアトピーも悪化してしまうのだ。

腹八分で満足

 二つ目の体質の変化は「食欲」だ。以前はお腹が一杯になるまで、腹十二分になるまで食べないと身体が満足しなかった。友達と競争をして一人でハンバーガーを十個ぺろりと食べたこともある。食べ放題の店に行っては余裕で元を取るぐらい食べまくっていた。もの凄い食欲でそれぐらい食べないと満たされなかった。

 それが今では腹八分の量で満足できるようになった。少しの量で満腹感を感じるようになったのだ。胃が小さくなったのかもしれないが、小食になったのだ。またかなりの甘党だったのだが、今では甘いものを全くと言っていいほど摂らなくなった。間食のお菓子を摂ることもない。身体が甘い物を欲しなくなったのだ。

 過食は腸に負担をかけるし、糖分の摂取は腸内環境に悪い影響を与えてしまう。それに伴いアトピー悪化に繫がることもあるのだ。だから、これら食に対する体質の変化もアトピーにとっては良い影響を与えているのだろう。

早寝早起きが習慣に

 三つ目の体質の変化は「睡眠時間」だ。以前の私はと言うと日時が変わるころまで起きているのは当たり前。好きなDVDを夜通しみることもあった。完全なる遅寝人間だったのだ。

 それが今では、夜の9時頃にはもう眠たくなってくるのだ。そして朝早く目覚めるようになった。早いときには朝の4時台に起きることもある。周りからはそこまで早寝早起きだと「おじいちゃんかっ!」とよくツッコまれる。完全なる朝型人間に変わったのだ。

 ただ早寝早起きをすると睡眠の質は格段に良くなった。それによりアトピーの肌にも随分良い影響がでている。ちなみに夜の10時から深夜の2時まではお肌のゴールデンタイムと呼ばれており、その間に熟眠できていればお肌にとってはとても良いのだ。

 また、疲れもとれやすくなり仕事の疲労やストレスをためることが少なくなった。これもアトピーにとってはとても良いことだと思う。

どのようにアトピーの体質改善を行うのか?

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 このように体質に関してはアトピーが重症化していた頃と今とを比べて大きく三つ変わった。これらの変化が私のアトピーに良い影響を与えたことは間違いない。体質はすぐ変えることができる訳ではないが「体質改善」はとても大切だ。

 ではどのようなことをしてこのように体質が変わったのだろうか?

毎日便座に座る

 便通に関しては、まずは毎日トイレに座ること。そしてトイレに行って毎日いきむ習慣をつけることだ。私は毎朝、排便のために30分の時間を確保している。必ず出るまでいきんでいるのだ。「それだけでは毎日出ないでしょ!」と思われるかもしれない。確かにそうだ。この習慣プラス野菜中心にしたり、毎朝ヨーグルトを食べたりして食生活も変えていかないといけない。

 ただ、毎日いきむことはかなり大切だ。毎日同じ時間に下腹部に力を入れることで腸が刺激される。私の場合、この習慣を半年ほど続けると驚くほど便通が良くなり便秘体質が改善された。

腹八分を守る

 食欲に関しては、精神論になってしまうのだが「アトピーのために腸に負担をかけないようにしよう!」と思い腹八分にすることを決めた。「もう少し食べたいな・・・」と思っても我慢した。「アトピーが良くなるため」と思えば食欲ぐらい我慢することは容易だった。腹八分の生活を続けていると胃が小さくなってくるのかそれで満足できるようになる。

 また、甘いものに関してもアトピーに悪いと言うことで無理矢理断った。甘党を自負していたが、いざ断ってみるとそこまで食べたいとは思わなくなった。実際食べることがあってもそこまで美味しいとは思わなくなり、少し食べると「もういらない」と感じるぐらいに今はなっている。

朝は決まった時間に起きる

 睡眠時間に関しては簡単だ。朝早く無理矢理起きれば良いのだ。眠れなくて就寝がどんなに遅くなっても必ず決まった時間に起きるようにした。最初は眠たくて眠たくて仕方なかったのだが、これも習慣で慣れれば起きれるようになる。

 また、起きてからできれば外に出て活動した方が良い。外に出て太陽の光を浴びたり空気を吸うことで、体内時計がリセットされ早寝早起きのリズムを作りやすくなるからだ。私は毎朝5時30分頃に近所のコンビニに行ってドリップコーヒーを飲むようにしている。

アトピーの体質改善=生活習慣改善

 勿論、体質改善だけを取り組んでアトピーを治そうと思っても無理な話だ。脱ステロイドをして薬物治療を断ってしまっては絶対にダメだ。悲惨な目に遭ってしまうのは火を見るより明らかだ。適正なステロイド外用薬の使用などスキンケアも体質改善と並行して行わなければいけない。

 大人アトピーの体質改善はそこまで難しく考える必要はない。今の生活習慣を見直してみて「便通」「食欲」「睡眠時間」に問題があればそこを改善していけば良いのだ。要するにアトピーの体質改善とは生活習慣改善のことだと私は思っている。時間はかかるかもしれないが改善すればアトピーも少しずつ良くなっていくだろう。

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