40年ちかくアトピーだとこんな手になります。

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 握手が苦手だ。別に潔癖性という訳ではない。自分の手を差し出し見られることが嫌なのだ。なぜなら私の手はおじいちゃんのようにシワシワでやせ細ったような手だからだ。40年ちかくアトピーと付き合ってきたので、こんな手になってしまった。

増悪と寛解を繰り返しシワシワの手に

 私のアトピーは今まで数えきれないぐらいの増悪と寛解を繰り返してきた。その度に皮膚には相当の負担を与え続けてきた。特に脱ステロイドを行っていたときには「これでもかっ!」と言うぐらい体の皮膚全体が炎症を起こしていた。手の甲や指も掻きむしっていたので、相当なダメージを与えたと思う。また寛解にはステロイド外用薬に頼らざるを得ないので、手や指にも何十年と使ってきた。ステロイド外用薬を使ってきたことに後悔は全くないが、その副作用で皮膚が薄くなりシワシワになっているのだと思う。ハリと言うものが全くない手になってしまった。

手のアトピーが酷くならないように注意していること

 ただこれでも一時と比べると手の状態はかなりマシになった方だ。何年か前まではもっと赤黒くなって手の甲は炎症を起こしていた。また酷いときには指の関節部が避けて赤切れでいつも痛かった。それが今では炎症は治まりかゆみもなく、赤切れができることもほとんどなくなった。シワシワの手だが本当に良くなったと思う。握手などで見られるのは嫌だが、少しづつ自信を持てるようになってきた。このような状態がなんとか続けば良いと思っている。

 そこで手が酷くならないように注意していることをお伝えする。

ベリーストロングのステロイド外用薬を躊躇なく使う

 いくら寛解した状態を保てているといっても、時には痒くなったり赤く炎症をおこしてしまうこともある。そんなときは躊躇せずベリーストロングクラスのステロイド外用薬を使っている。アトピーは悪化させないことが大事で、その前の火消しがとても重要だ。「ん?ちょっとアトピーの調子が悪いかな・・・?」と思ったら、迷わずベリーストロングクラスのマイザー軟膏と白色ワセリンが混合されたものを私は使っている。「そんなことをしたらステロイド外用薬の副作用が心配だ!」と思うかもしれないが、アトピーが悪化してしまったら結局は強いランクのステロイド外用薬を使うはめになるので、酷くなる前に早めに抑える方が皮膚にとってはダメージが少ないのだ。また手の甲などは薬の吸収が悪い場所なので、多少強めのステロイド外用薬を使っても問題はない。ベリーストロングクラスのステロイド外用薬を躊躇せず使うべきだろう。

白色ワセリンを忘れない

 手の甲や指のアトピーが酷いときはステロイド外用薬を使うが、炎症もなく落ちついているときには白色ワセリンを使っている。乾燥を防ぐために白色ワセリンは私にとって必需品だ。どんなに良い状態のときでも必ず使うようにしている。保湿効果を期待するなら他にも保湿剤はあるのだが、私には白色ワセリンが一番合っている。以前、白色ワセリンよりも保湿効果が高いと言われているヘパリン類似物質(ビーソフテンクリーム)を使ってみたことがあるのだが、炎症が悪化してしまったのだ。それ以来保湿剤としては白色ワセリンを使っている。乾燥はアトピーの悪化に繫がるので、どんなに症状が軽快していても必ず毎日使うようにしている。

手を洗うときにハンドソープを使わない

 私はこの何十年とハンドソープを使っていない。帰宅時などの感染予防は全て水での手洗いだけだ。なぜならハンドソープを使うと必要以上の皮脂を奪ってしまって手あれの原因になったり、その刺激でアトピー悪化に繫がるからだ。低刺激のハンドソープもあるのかもしれないが、やはり水洗いが一番でそれで十分だと思っている。水で手を洗ったあとは乾燥を防ぐため、白色ワセリンを使うことも忘れないようにしている。

水仕事は任せる

 私は料理を一切しない。厳密に言うと調理と洗いものをしない。野菜を水で洗ったり食材を揉んだり、食器を洗ったりしないのだ。なぜならそれで指が一気に痒くなるからだ。魚を下ろすなんてもってのほかだ。下ろしているそばから赤くなり痒くなってくる。今の時代、夫婦共働きが多く家事も分担するのが当たり前だ。料理も一緒に手伝ったりするのが普通なのだろうが、そこは奥さんに任せている。他で頑張ればいいのだ。できているかわからないが・・・。

寛解した状態を保つために・・・

 やせ細ってシワシワの手。それが私の手だ。長年のアトピーとの付き合いでこのような状態になったので、たぶん今以上に良くなることはないだろう。だから今以上悪化しないように気をつけなければいけない。悪化しそうなときにはステロイド外用薬を適切に使い、毎日の保湿などの手入れを怠らない。そして生活にも注意する。それが寛解した状態を保つ最善の方法だと思っている。

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