えっ!?ステロイド外用薬が効かなくなることってあるの?

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 ステロイド外用薬を長年使っているとその効果に疑問を持つことがある。「塗り続けても良くならない。効き目が落ちているのでは・・・」「なかなか良くならないけど耐性ができたのかな・・・」とステロイド外用薬に対して不安を感じるのだ。そしてマイナスのイメージを持ってしまい「このまま使い続けても大丈夫なのだろうか」と思ってしまう。だが断言する。ステロイド外用薬が効かなくなることはない。

ステロイド外用薬を30年以上使っても効かなくなることはない

 私はロコイド軟膏とリドメックスコーワ軟膏と言うミディアムクラスのステロイド外用薬を30年以上使ってきた。17歳から20歳までの4年間は脱ステロイドをしていたが、それ以外の時間は毎日ステロイド外用薬を塗ってきた。

 30年の間には重症化し入院治療を受けたこともある。そのときには更に強いランクのステロイド外用薬も使っていた。それでも今はミディアムクラスのステロイド外用薬で寛解状態を保つことができている。

 だから私の経験上、長年ステロイド外用薬を使っていたとしても効かなくなることはないのだ。

適正な強さのステロイド外用薬を使っていない

 「ステロイド外用薬が効かなくなる」と思ってしまう理由の一つは適正使用ができていないからではないだろうか。「塗り続けても良くならない」のは適正な強さのステロイド外用薬を使っていない可能性がある。皮膚の症状に対して弱いステロイド外用薬を使っており合っていないのだ。ただ、これは医師に相談しないとどうしようもないことなのだが。

適正な量を塗る

 さらに適正な量を塗れていないことも多い。アトピーが悪化していた頃の私はステロイド外用薬を薄く伸ばして使用していた。そのように医師や薬剤師から指示を受けていたし、薬代のことを考えると経済的だったからだ。ただ、ステロイド外用薬は「たっぷりべとつく」ぐらい塗った方が効果的だ。

 具体的に言うと1FTU(ワンフィンガーチップユニット)と言われる量で約0.5gを手のひら二枚分の面積に塗るのだ。0.5gと言ってもわかりにくいので私は皮膚がテカりティッシュがくっつくぐらいの量を塗るようにしている。かなりべとべとになる量だ。ただ本当にこれぐらい塗った方が良く効く。

適正な期間塗り続ける

 また、適正な期間使うことも大切だ。ステロイド外用薬を使っていると副作用が心配になり「早くやめたい」「早く弱いランクに落としたい」と思ってしまう。

 ただ、早く止めてしまうとアトピーは再燃してしまう。見た目では皮膚の赤みが治まっていても皮膚の内部では炎症が燻っていることもある。

 その炎症をしっかり抑えるためには適正な期間ステロイド外用薬を使い続けることが必要なのだ。この期間は症状によって違うので医師に相談すべきだろう。

ステロイド外用薬が効かなくなることはない

 私の体験からお伝えするとステロイド外用薬が効かなくなることはない。アトピーは前触れもなく突然増悪することもあり、その都度強いランクのステロイド外用薬を使用しなければいけないことはある。

 ただ、適した強さのステロイド外用薬を適した量、適した期間使えば私の場合は治まる。そして症状が治まれば、またランクを弱くすることができる。だからステロイド外用薬が効かなくなることはないのだ。

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