それでは治らない!ステロイド外用薬をやめるのが早過ぎる!

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 少しぐらいの炎症ならステロイド外用薬を使うと見た目的にはすぐに良くなる。ステロイド外用薬の抗炎症効果はとても優れているからだ。ただここでステロイド外用薬をすぐにやめてしまうのは要注意だ。なぜならすぐにやめてしまうと、また症状が現れることがあるからだ。

 皮膚炎によっては見た目にはわからない深部にダメージが残っていることがある。このダメージが回復するまでステロイド外用薬を使うべきなのだが、見た目が良くなっているのですぐにやめてしまうことがあるのだ。これはステロイド外用薬に対する副作用のイメージが強く「早くやめたい」という気持ちも影響しているのかもしれない。

 実際、私も娘にステロイド外用薬が処方されたとき、早くやめてしまったことがある。娘は私の遺伝子を見事に受け継いでアトピー性皮膚炎になってしまった。そのときは上腕部の症状が酷くやや強めのステロイド外用薬が処方された。ステロイド外用薬を使うと皮膚の炎症はあっと言う間に治まった。見た目が良くなったので私はすぐにステロイド外用薬を娘の腕に塗るのをやめ、保湿剤に変えてしまった。しかし案の定、変えるとすぐにアトピーが悪化して再びステロイド外用薬を使うはめになってしまった。

 だから炎症が治まって皮膚の見た目が良くなってもしばらくはステロイド外用薬を続けるべきなのだ。皮膚の深部におけるダメージがなくなるまでは続けないとしっかりと治らないのだ。続ける期間については皮膚の状態によるので医師に確認すべきだろう。

 必要以上にステロイド外用薬の副作用を怖がるのは良くない。ステロイド外用薬は適正に使用すれば本当に効果が高く良い薬だ。世の中にはびこっているステロイドバッシングに惑わされず正しく上手に使っていくことが一番良い方法だと思う。

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