アトピーの私が気になっているCM。「イハダ」とは何?

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 最近、気になっているCMがある。「顔にできた皮膚炎、かゆみ。その顔湿疹には治療薬がありますよ」「顔に使いやすいノンステロイドで症状を治します」と謳っている資生堂「イハダ」のCMだ。「ノンステロイドなので大した薬ではないんだろうな」とは思うのだが、顔の皮膚炎に効果があると言われるとアトピーの私は敏感に反応してしまうのだ。

 そこで資生堂「イハダ」の専用サイトを閲覧してみた。「イハダ」と言っても種類が色々あった。ドライキュア乳液やアクネキュアクリーム、アウトドアスクリーンなどあるようだが私がCMを見て気になっていたのは「【第2類医薬品】イハダ プリスクリードD 14ml」と言う商品だった。

「イハダ プリスクリードD」の主成分は?

 「イハダ プリスクリードD」はノンステロイドなのだが「ステロイドが入っていないならどんな成分が入っているのかな?」と思い、添付文書なるものを見てみた。「イハダ プリスクリードD」の主成分はウフェナマートとトコフェロール酢酸エステルで、あとは様々な添加物が配合されていた。

 ウフェナマートは非ステロイド系抗炎症薬だ。病院ではコンベック軟膏やフエナゾール軟膏と言う名前で処方されることもある。ステロイド外用薬ほど抗炎症作用はないが皮膚が薄くなると言うステロイド独特の副作用がないので比較的よく使われていた薬だ。ただ私の記憶が確かなら非ステロイド系抗炎症薬は接触性皮膚炎と呼ばれるかぶれのような副作用が現れることがあるため、最近ではあまり使われなくなった薬だ。

 そしてトコフェロール酢酸エステルだが、これはビタミンEだ。ビタミンEは抗酸化作用に優れ肌の損傷を防止し老化を防ぐ役割がある。また、保湿効果も優れており乾燥肌の方におススメできるビタミンと言われている。ただ、医療用ではアトピーの治療薬として使われることはほぼないような気がする。

私のアトピー性皮膚炎には合わない?

 非ステロイド系抗炎症薬とビタミンEの組み合わせ。「う~ん。本当に効くのだろうか・・・」と思った。少なくとも私のアトピー性皮膚炎には効果が薄いだろう。せめてミディアムクラスのステロイドを配合していないと厳しい。「顔にできた皮膚炎に」と言っても中等度のアトピー性皮膚炎には合わない気がする。そもそもアトピー性皮膚炎を市販薬で対応しようとすることが間違いなのだが・・・。

「イハダ ドライキュア乳液」にはヘパリン類似物質が・・・

 「イハダ」の専用サイトを見ていて「おっ!?」と思ったことがある。それは「イハダ」は種類によって配合されている成分が違っていて「【第2類医薬品】イハダ ドライキュア乳液 50g【楽天24】[イハダ 乾皮症・乾燥によるかゆみの薬 液体]」にはヘパリン類似物質が含有されていることだ。

 ヘパリン類似物質はヒルドイドソフトやビーソフテン軟膏などアトピー性皮膚炎の乾燥対策に病院から処方されることもある薬だ。市販薬としては■SALE限定特価■ マーカムHPクリーム 50g【第2類医薬品】[乾燥肌のかゆみ・炎症に]【第2類医薬品】ピアソンHPクリーム(50g)【第2類医薬品】HPクリーム(60g)がある。

 私の娘は2歳の頃にアトピー性皮膚炎と診断されて、それ以来、8歳になる今までヘパリン類似物質を継続して使っている。だから「イハダ ドライキュア乳液」にヘパリン類似物質が入っているのを知って嬉しくなった。「市販で使える薬がひとつ増えたな」と思った。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする