アトピー寛解への道。保湿剤のススメ

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 アトピーの敵は乾燥。水分保持力が低いアトピー肌は乾燥には敏感に反応してしまう。ちょっとした湿度の変化ですぐにカサカサになりかゆみ増してくる。だから乾燥対策として、一に保湿、二に保湿。三、四も保湿で五も保湿。これぐらい保湿って大切だと思う。

 ただ保湿って何をすれば良いのかわからなくなることもある。どんな保湿剤を使えば良いのか?いつどれぐらいの頻度で使えば良いのか?そこで今回は私が実践している保湿についてお伝えする。

保湿剤は風呂上がりのたっぷりと

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 私の乾燥対策としての保湿はいたってシンプルだ。「お風呂にはいって白色ワセリンを塗る」これが全てだ。アトピーの症状が酷いところにはステロイド外用薬を使っているのだが、それ以外のところは白色ワセリンを塗って乾燥を防いでいる。また、白色ワセリンが合わない人にはヘパリン類似物質という成分を含んだ保湿剤も良いかもしれない。病院ではヒルドイドソフト軟膏やビーソフテンクリームという名前で使われることもある薬だ。市販だと【第2類医薬品】HPクリーム 60g【第2類医薬品】ピアソンHPクリーム(50g)【ピアソン】マーカムHPクリーム 50g【第2類医薬品】[乾燥肌のかゆみ・炎症に]という名前で販売されている。

 保湿剤を使う上で大切なポイントはお風呂から上がった後、すぐに塗ることだ。風呂上がり直後は肌に潤いがあるが、時間が経つにつれ急速に乾燥が進んでいく。アトピー肌は水分を肌に留める力が極端に弱い。あっという間に乾燥へと突き進んでいく。だから水分があるうちに薬を塗って蓋をすることが大切なのだ。

 また、たっぷりと薬を塗ることも大切だ。薄く伸ばして塗るのではなくベトベトになるぐらいたっぷり塗ったほうが良い。今まで30年以上アトピーと付き合ってきてわかったことだが、この差は思った以上に大きい。アトピーの薬全体に言えることだが、薄く伸ばして塗っても良くならないのに、たっぷり塗った次の日は調子が良いことが多い。たっぷり塗らないと期待した効果が発揮されないのだ。たっぷり塗ることによって保湿効果も高まるのだと思う。

1日2回のお風呂でアトピーが良くなる?

 あなたはお風呂に1日何回入っているだろうか?ほとんどの人は1日1回だろう。それが普通だ。ただ私は朝と夜1日2回入っている。肌をきれいに保つ意味合いもあるのだが、お風呂に1日2回入ることにより1日中肌に潤いを保つことができるのだ。

 前述したようにお風呂に入った後はすぐに白色ワセリンを塗って保湿。朝と夜に保湿を行うことによって一日中乾燥から皮膚を守ることができるのだ。忙しい朝にまでお風呂に入るのは大変かもしれないが、この効果は思った以上に大きい。1日2回のお風呂を実践するようになって私のアトピーが随分良くなったのは確かだ。

アトピー寛解=保湿

 今回は私が実践している保湿についてお伝えした。保湿に関しては様々な意見がある。中には「保湿は肌を甘やかすことになる」「脱保湿をしなければアトピーは良くならない」と言う意見もあるようだが、私はそうは思わない。保湿能力が低いのだから補ってやるのは当然のこと。保湿剤で補ってやらなければ乾燥してしまい敏感肌がさらに敏感になる。そしてかゆみが増して掻く。アトピーが悪化すると言う悪循環にはまってしまう。アトピー寛解への道は保湿と言っていいぐらい大切なことだと思うのだ。

 これからの季節、寒さが一段と厳しくなって空気も乾燥してくる。アトピー持ちには厄介な季節だ。保湿を今まで以上にしっかり行い辛い季節を乗り越えよう。

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