ガイドラインの評価が高いのでプロトピック軟膏に再挑戦してみた!

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 アトピー性皮膚炎のガイドライン2016年版読んだ。詳しくはアトピーの私がガイドライン2016年版を読んで思ったこと参照。アトピー性皮膚炎歴30年以上のものとして、少しでも知識を入れておこうと読んでみたのだ。

 そこには現在推奨される治療方針が書かれていた。治療薬の中心となるのは、やはりステロイド外用薬とプロトピック軟膏のようだ。アトピー治療は炎症を速やかに抑えることが大切で、その為にはステロイド外用薬やプロトピック軟膏が一番適している薬なのだ。

 ただ、ステロイド外用薬は何十年と使い続けているが、プロトピック軟膏に関しては現在使っていない。

 それはなぜかと言うと・・・

あまりのヒリヒリ感、火照り感に断念・・・

 以前からプロトピック軟膏の評価が高いことは知っていた。そして実際に使ったこともある。ただ、あまりにも副作用が強く現れたので使用を断念してしまったのだ。

 ヒリヒリとした刺激感。日焼け後のような火照り感。アトピーが悪化したような炎症。これらの症状に我慢することができず使用を途中でやめてしまったのだ。

顔や首に効果的?

 しかし、今回ガイドラインを読んでみて改めてプロトピック軟膏の評価の高さを知った。しかも「顔面・頸部の皮疹に対して高い適応のある薬剤」とされている。これは顔面や頸部は皮膚からの薬の吸収が良い場所だからのようだ。私のアトピーは顎骨や首筋の炎症が強い。だから本当はプロトピック軟膏はうってつけの薬なのだ。

 「もう一度使ってみようかな・・・」と思った。そこでかかりつけの皮膚科医にプロトピック軟膏のことを相談してみることにした。

副作用が少ない小児用から?

 

By: www.audio-luci-store.it

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 「ガイドラインでの評価も高いしやはり良い薬なんですかね?」私は率直に皮膚科医に聞いてみた。

 「そうだね。ステロイド外用薬と並んでアトピー治療薬の中心になっている薬だよ」皮膚科医ははっきりと答えた。

 「でも副作用がでますよね」私は心配そうに尋ねた。

 「2週間ほど我慢すれば副作用も軽減するんだけどね」皮膚科医は答えた。

 「そうですか・・・でもあの刺激感は辛いんですよね」私は困った顔をして答えた。

 「それなら濃度の薄い小児用から使ってみる?」皮膚科医が提案してくれた。

 「そういう方法もあるんですね」私は驚いて答えた。

 こんなやりとりをしてプロトピック軟膏の小児用を処方してもらうことになった。

小児用のプロトピック軟膏は濃度が薄い

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 小児用のプロトピック軟膏は濃度が0.03%と書かれていた。一般的には2~15歳の患者に使うものらしい。ただ、私のように40近くの立派な成人でも刺激感が強く現れる患者には使うことがあるようだ。

 成人用のプロトピック軟膏の濃度が0.1%なので、3分の1ぐらいの濃度。「この濃度で効果があるのかな?」と正直不安に思った。ただ、その分刺激感も少ないだろうと思い使うことにした。

べとつくぐらい塗る

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 写真のような首筋の炎症が強い箇所にプロトピック軟膏0.03%小児用を塗った。

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 塗る量としてはガイドラインに記載されている量を参考にした。「チューブから1cm押し出した量で10cm四方を塗る」となっていたので、その量で塗布した。結構、べっとりとした感じになる。ただここで塗布量をケチったら思った効果が出ないと思ったので、しっかり従うことにした。

2時間ほどでヒリヒリ感が・・・

 塗ってから2時間程すると少しヒリヒリ感が現れてきた。「やっぱり副作用がでてきたか・・・」と思った。熱を帯びているように暑くなってきた。火照ってきてまるで日焼けをした後のようだ。首筋に塗ったのになぜか顔までホカホカしてくる。「このままどんどん症状が強くなっていくのかな・・・」と心配になった。

小児用だから副作用も少ない!?

 しかし、以前使ったとき程、刺激感や火照り感、炎症は強くならなかった。副作用の程度がかなり弱かったのだ。「これなら使い続けれるかもしれない」と思った。やはり小児用で濃度が低いため、副作用も少ないのだろう。

 プロトピック軟膏0.03%小児用を2週間ほど使った。はじめから程度の弱い副作用であったが、日を追う毎に更に軽減されていった。後半はほとんど刺激感や火照り感を感じなかった。

 そこで更に効果を高めるために皮膚科医との相談のもと、プロトピック軟膏を成人が使う濃度のものに変えることになった。「濃度が上げたら副作用が・・・」と少し心配になったのだが・・・

プロトピック軟膏0.1%に変えても副作用なし!

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 心配は杞憂に過ぎなかった。成人用の0.1%のものになっても副作用はほとんど現れなかったのだ。刺激感や火照り感、炎症で赤くなることはなかった。恐らくプロトピック軟膏0.03%小児用の使用で皮膚が慣れていたのと皮疹が改善されていたからだろう。やはり濃度が薄い小児用から使って良かったと思った。

首筋の赤みが軽減!

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 プロトピック軟膏を使い始めて約一ヶ月。肝心の効果は写真の通りだ。炎症が随分少なくなった。赤みがなくなりアトピーが良くなっているのだ。やはりプロトピック軟膏は首筋には適応が高い。

 首筋は薬の吸収が良い場所なのでランクの強いステロイド外用薬を使いづらい場所だ。そのため私のアトピーは今までなかなか良くならなかった。常に炎症で赤くなっている状態が何年も続いていた。

 それがプロトピック軟膏を使って一ヶ月で炎症が軽減されたのだ。「ここまでプロトピック軟膏は効果的なのか」と驚いた。やはりガイドラインで推奨されているだけのことはあるなと思った。

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