ステロイドって怖い薬なんでしょ?未だに続く誤解

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 「ステロイドって怖い薬だからできれば使いたくない」

 90年代に巻き起こったステロイドバッシング。この影響は20年以上経ったいまでも色濃く残っている。今では適正使用をすれば安全に使用できると言われ、アトピー性皮膚炎治療ガイドラインでもステロイド外用薬の有効性や安全性が示されている。それでも「ステロイドは使いたくない」と言う人がいるのだ。ステロイドバッシングに関わったメディアに罪深さを感じる。

誤って報道されたステロイドの副作用

 ステロイド外用薬が怖い薬と言うのは、怖い副作用が現れると言う認識からきている。「骨が脆くなる」「白内障になる」「皮膚が黒くなる」などメディアがステロイド外用薬の副作用を誤って報道したためにそのような認識が広まってしまったのだ。

主な副作用は局所性

 確かにステロイド外用薬には副作用はあるが、適正使用をすれば怖い副作用が現れることはほとんどない。現れたとしてもその多くが局所性のものであり「骨が脆くなる」「白内障になる」などの副作用は現れない。30年以上ステロイド外用薬を使ってきたのでその辺はわかっているつもりだ。局所的な副作用も皮膚が薄くなったりとかで、そこまで気になることではない。

怖がらずにステロイド外用薬を使うべき

 だから、必要な時は怖がらずにステロイド外用薬を使うべきだと私は思う。ステロイド外用薬ほど速やかに炎症を抑え効果的な薬はない。怖がって使用を拒否していると皮膚のダメージが改善されず、結果として治療に悪影響を及ぼしてしまう。

医師の指示を守る

By: www.audio-luci-store.it

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 ただし、ステロイド外用薬の使用法は必ず医師の指示を守るようにしよう。ステロイド外用薬は効果的で安全性も認められている薬だが、それは適正使用を行ってこそなのだ。患部による使い分けや使用量、定期的な受診などを守れば安全に使える。怖い薬ではないのだ。

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