ステロイドの塗り薬はなぜ容器に入っているのか?

 こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 私は2ヶ月に1回程度皮膚科に受診して薬をもらっている。薬はステロイドの塗り薬だ。その塗り薬はいつも容器に入っている。あるとき「ステロイドの塗り薬はチューブではなく、なぜ容器に入っているんだろう?」と疑問に思ったことがある。そのときに調べたことを今回はお伝えする。

私はまず医者に聞いてみた。

私:「私の薬ってなぜチューブではなく容器に入っているんですか?」

医者:「ワセリンで薄めてあるからだよ」

・・・終了。

 私としては「なぜワセリンで薄める必要があるのか?」まで聞きたかったのだが、待合室には大勢の患者さんが待ち時間にうんざりしており、医者も忙しそうだったのでそれ以上は聞けなかった。

そこで自分で調べてみた。

ワセリンで薄める理由としては、大きくあげて3つあった。

①ステロイドの濃度調節、②塗りやすさの向上、③かさ増し

①ステロイドの濃度調節

 ワセリンを加えることによってステロイドの濃度を細かく調節しているようだ。「適した強さのステロイドを適した症状のところに使う」ことはステロイドを使うにあたってはとても大切だ。以前、リドメックス軟膏:白色ワセリンの混合割合1:1のものを使っていた。一時1:2に薄めたものに変えてもらったことがあったが、それではアトピーが悪化した。なのでこのステロイドの濃度を細かく調節することはとても大切だ。また、副作用軽減の面から見ても必要なことだと思う。

②塗りやすさの向上

 白色ワセリンを混ぜることによって塗りやすさが向上するようだ。確かに私が使っているロコイド軟膏:白色ワセリンやリドメックス軟膏:白色ワセリンは塗ったときに伸びがよく、塗るときに不便を感じたことはない。毎日塗るものなので塗りやすさは大切なことだ。

③かさ増し

 白色ワセリンを混ぜることによってかさ増しをはかっているようだ。白色ワセリンはステロイドと比べるとても安価なので、混合してかさ増しすることによってお薬代の負担軽減になる。継続使用する薬なので財布に優しいのは有り難い。

リドメックス軟膏:薬価23円/g
白色ワセリン「マイラン」:薬価1.36/g
平成27年7月1日現在

 このような理由からステロイドの塗り薬は容器に入っているようだ。3つとも納得の理由である。さらに容器はチューブより大口なので私のように全身に塗っているものにしたら、取り出しやすいで助かっている。
 「先生、理由をしっかり説明してくなかったけど容器で出してくれてありがとう!」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする