こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。
軽度の疾患には市販薬で対応することを促すためにセルフメディケーション税制が始まった。右肩上がりで増加する医療費を抑えるために始まった制度だが、全ての市販薬が対象になる訳ではない。そこで今回はアトピー性皮膚炎の市販薬はどれが対象になるのかを調べてみた。
アトピー性皮膚炎に使っている市販薬
まず私と娘(軽度のアトピー性皮膚炎)が使っている市販薬は保湿剤にステロイド外用薬、抗ヒスタミン薬のかゆみ止めだ。継続して使っている訳ではないが忙しくて病院に行けないときにつなぎとして使っている。これらがセルフメディケーション税制の対象なのか下の表にまとめてみた。
市販薬の名前 | 成分名 | 対象の可否 |
---|---|---|
【第(2)類医薬品】ロコイダン軟膏 7g【楽天24】[クラシエ 皮膚の薬/しっしん・かゆみ/軟膏] | ヒドロコルチゾン酪酸エステル | 対象内 |
★【第(2)類医薬品】リビメックスコーワ 軟膏 10g [セルフメディケーション税制対象商品] | プレドニゾロン吉草酸エステル | 対象内 |
【第(2)類医薬品】リビメックスコーワ ローション(セルフメディケーション税制対象)(8g)【リビメックス コーワ】 | プレドニゾロン吉草酸エステル | 対象内 |
【第2類医薬品】HPクリーム(60g) | ヘパリン類似物質 | 対象外 |
【第3類医薬品】健栄製薬 白色ワセリン 50G | ワセリン | 対象外 |
★【第2類医薬品】アレグラFX 28錠 | フェキソフェナジン | 対象内 |
市販のアトピー性皮膚炎治療薬の中でも対象内と対象外がある

By: Kate Ter Haar
市販のアトピー性皮膚炎治療薬の中でもセルフメディケーション税制に対象のものとそうでないものがあるようだ。ヒドロコルチゾン酪酸エステルやプレドニゾロン吉草酸エステルを含有しているステロイド外用薬やフェキソフェナジンを主成分とするアレルギー薬は対象内だがヘパリン類似物質やワセリンは対象外なのだ。詳しく厚生労働省のサイトに掲載されている。
比較的穏やかに作用するものは対象外になっているようだ。ヘパリン類似物質は娘のアトピー性皮膚炎に良く使う薬なので対象外なのはガッカリだ。ただ、年間1万2千円を超えれば減税してもらえるのでそれぐらいには届きそうだ。
減税のためにレシートを集めておこう

By: Steven S.
私の場合、年間1万2千円を超える市販薬を購入している。それをもとに確定申告をすると所得税が一部還付されたり、翌年の住民税が減税されたりする。市販薬を購入している証拠としてレシートが大切になる。セルフメディケーション税制で減税してもらうために、今からせっせとレシートを集めておこうと思う。