私はステロイド肯定派。〜アトピーにステロイド外用薬は必須〜

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 アトピー治療の主となっているステロイド外用薬。世間ではステロイド外用薬の使用に賛否両論だ。アトピー性皮膚炎の治療ガイドラインではステロイド外用薬はアトピーの症状を速やかに抑える重要な薬と言う位置づけになっているが、副作用の問題がありそれを反対する人も多数存在する。ステロイド肯定派と否定派に分かれているのだ。ただ、私はアトピー性皮膚炎治療にステロイド外用薬は絶対に必要だと思う。つまりステロイド肯定派なのだ。

ステロイドは副作用<効果

 確かに否定派が声高に言うようにステロイド外用薬には様々な副作用が報告されている。皮膚萎縮に毛細血管拡張、ウイルス性皮膚感染症の悪化など。ただ、それらの副作用は重症度や頻度、信憑性を正確に見極めないといけない。

 私自身、ステロイド外用薬を何十年と使ってきて実感したことは「ステロイド外用薬は副作用があるが許容範囲内のもので、それ以上に効果面でメリットが大きい」と言うことだ。

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 実際、私にもステロイド外用薬の副作用は現れている。前述した皮膚萎縮と言われるもので、皮膚が薄くなり腕や下肢がよく内出血することがあるのだ。内出血と聞けば「それは重大な副作用じゃないか!」と声を荒げる人もいるかもしれない。ただ、考えてみて欲しい。内出血するぐらいたいしたことではない。別に痛みやかゆみがある訳ではないし、それが他の病気を併発することもない。見た目は良いものではないが、私にとっては本当に大したことがないレベルの副作用なのだ。

脱ステロイドで地獄の生活に

 一方ステロイド外用薬の効果は素晴らしいものがある。ここまで速やかに炎症を抑える薬が他にあるだろうか。逆を言えばステロイド外用薬を使わなかったらアトピー性皮膚炎は悲惨な末路を辿ることになる。

 17歳から20歳まで私は地獄の日々を過ごした。私が高校生の頃、ステロイド否定派の声が強まり世間では「ステロイド外用薬は悪魔の薬」と言われるようになった。メディアは一斉にステロイド外用薬は絶対に使ってはいけない薬と報道した。

 私もその声を真に受けてしまい17歳から20歳まで脱ステロイドをしてしまった。他の記事で書いているがこの4年間はここまで辛いことがあるのかと思う程しんどい時を過ごした。脱ステロイドで地獄の生活を送っちゃったよ〜高校時代編〜脱ステロイドで地獄の生活を送っちゃったよ〜大学時代編〜参照。このときの経験から「アトピー治療にステロイド外用薬は絶対に必要だ」と思うようになった。ステロイド肯定派になったのだ。

ステロイド肯定派であり続ける

 ステロイド否定派の人はステロイド外用薬以上に効果が実感できるものを見つけられているのだろうか。ステロイド外用薬の他にアトピー性皮膚炎の症状を速やかに抑え、かつ副作用もない薬が現れたら私もステロイド否定派になるかもしれない。ただ、現在のところそんな薬はない。だからそれまではステロイド肯定派であり続けるだろう。

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