30年以上アトピーである私が脱ステロイドに成功した方法

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 脱ステロイド。成功すればアトピーを患っているものにとってそれは夢のような話だ。私はこのblogで「アトピー治療にステロイド外用薬は必要」と口が酸っぱくなるほど伝えてきた。そして急な脱ステロイドは絶対にしてはいけないと訴えてきた。今でもこの考えは全く変わりない。

 ただ、今現在私は脱ステロイドに成功している。顔のアトピーには半年程ステロイド外用薬を使わず良い状態をキープできているのだ。今回は私が脱ステロイドに成功した方法をお伝えする。

 最初に断っておくが「良い状態をキープできている」と言うのはあくまで私の感覚だ。赤みやかさつきが全くない奇麗な肌になっている訳ではない。このへんは各々で感覚が違うと思う。私の肌を見て「奇麗な肌だ」と思う人も入れば「全然アトピーじゃん」って思う人もいるだろう。アトピーが良くなったかどうかなんて過去の自分との比較になってくるので感じ方が違うのは理解してもらいたい。

 それでは本題にうつる。私は脱ステロイドを次の三つのステップで行った。

① 適切な強さのステロイドで十分炎症を抑えた

 まずは皮膚の炎症を抑え寛解状態を保つことが大切だ。アトピーが酷い状態で脱ステロイドをしては絶対にダメだ。本当に酷い目にあってしまう。脱ステロイドで地獄の生活を送っちゃったよ~高校時代編~脱ステロイドで地獄の生活を送っちゃったよ~大学時代編~参照。

 しっかりとアトピーを寛解状態にまでもっていき、それを長い間キープすることが必要だ。皮膚の状態は見た目では炎症が治まっていても内部でくすぶり続けていることもある。だから医師の指示を守り薬を使い続ける必要がある。炎症を抑えるためにはやはりステロイド外用薬の使用は欠かせない。炎症の程度に合った強さのステロイド外用薬を処方してもらい継続使用したのだ。

 ちなみに私はステロイド外用薬で寛解状態を2年以上保ってから次のステップに進んだ。

② いきなりやめずプロアクティブ療法を取り入れた

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 寛解状態を2年以上保ったあと、あることがきっかけでプロアクティブ療法を行うことにした。実践!アトピーである私のプロアクティブ療法体験談参照。プロアクティブ療法とはアトピーが寛解した後に保湿剤によるスキンケアに加え、ステロイド外用薬やプロトピック軟膏を定期的に塗って寛解状態を維持する治療法だ。要するに毎日保湿剤を塗って週二回ほどはステロイド外用薬も塗る治療法だ。脱ステロイドではなく減ステロイドと言った感じだろうか。

③ 毎日一日二回白色ワセリンをたっぷり塗った

 プロアクティブ療法を半年ほど続けて更に寛解状態を維持することができた。「これならステロイド外用薬なしでも大丈夫かもしれない」と思うようになった。そして本格的に脱ステロイドを行うことにした。顔のアトピーにはステロイド外用薬を全く使わず白色ワセリンだけを塗るようにしたのだ。

 ただ、以前から注意しているのだが白色ワセリンはたっぷり塗るようにした。ベトベトになり顔がテカテカするぐらいたっぷり塗るようにした。その方が効果が高いからだ。しかも朝晩の風呂上がり一日二回しっかり塗った。

脱ステロイドをして半年後の顔

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 脱ステロイドをして半年後の現在の顔はこんな感じだ。ドアップで撮っているので炎症や肌荒れが目立つかもしれないが引いてみるとそこまで酷くはなくアトピーとはわからないと言っても過言ではない。最初に伝えたが良い状態と言うのは人それぞれだけど・・・。

脱ステロイドできるとは・・・

 ステロイド外用薬なしでこんな状態をキープできるなんて思ってもいなかった。今まで何十年と病院に通い、当たり前のようにステロイド外用薬を処方してもらっていた。私のアトピーにはステロイド外用薬は必要なものだと思っていた。それが今ではいらないのだ。ステロイド外用薬なしでアトピーの状態をコントロールできるならそれにこしたことはない。素直に嬉しい。

 今後の目標はこの状態を長く長くキープすることだ。そのためには生活習慣も引き続き注意していかなければいけない。重症アトピーからの帰還~私がアトピー改善のために行った3つのこと~参照。

 ただ、顔のアトピーが少しでも悪化しそうなら躊躇なくステロイド外用薬を使うつもりだ。私はこの記事で脱ステロイドを勧めるつもりは毛頭ない。「脱ステロイド=正義」とは思っていないし、アトピー治療にステロイド外用薬は必要だと思っているからだ。今回の記事は30年以上アトピーと付き合ってきたものでも脱ステロイドができることもあると伝えたかったのだ。

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