アトピーである自分自身が好きですか?

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 「自分のことが好きですか?」一瞬ドキッとさせられる質問だ。アトピーだとなかなか自分を好きになることができない。「どうして自分はこんな肌で生まれてきたんだろうか?」「こんな肌の自分は大嫌いだ」などと自分を卑下してしまうこともある。私もその一人だった。

まわりと比較して劣等感

 ずっと他人が羨ましかった。きれいな肌をしていると言うだけで羨ましかったのだ。「なんで僕だけ人と違うの?」周りを見渡してもアトピーでこんなに肌が荒れているのは自分だけだった。他人と比較するばかりの小学生の頃は自分の体を恨んでばかりだった。自分のことなんて大嫌いだったのだ。

 そして中学生、高校生になり思春期を迎えるとなおさら劣等感に苛まれた。「なんで、なんで、なんで僕だけアトピーなのっ!?」と言う感情に押しつぶされそうになった。隣にいるアイツと生まれ変わりたい。「アトピーじゃなければ誰だっていいから変わってくれっ!」と思った。自分のことは世界で一番嫌いで底辺の存在と思っていた。自信・・・?そんなものはひと欠片もなかった。

アトピーが良くなると状況が変わる

 ただ、社会人になってアトピーが良くなってくると変わっていった。重症アトピーからの帰還~私がアトピー改善のために行った3つのこと~参照。肌の調子が良くなるのに比例して自分を愛せるようになった。少しずつ自分を好きになっていったのだ。重症化まで経験したアトピーを乗り越えたことによって自分に対する自信も少しついた。アトピーが良くなったことにより状況が変わったのだ。

アトピーである自分を好きになることができれば

 やはり諸悪の根源はアトピーなのだ。アトピーさえ良くなれば状況は変わる。自分を好きになれる。ただ、今から思うとアトピーが悪化しているときに自分を嫌いになっても何も得はない。むしろ身体だけでなく心までアトピーにやられてしまう。だからもし昔の自分にアドバイスを送れるとしたら「自分だけでも自分を好きになってあげて」と伝えたい。そうすればもっと楽になれただろう。もっと心穏やかに暮らすことができただろう。当時の自分はいっぱいいぱいで、アトピーである自分を好きになる余裕なんてなかったかもしれないが。アトピーで生まれてきて良かったとは絶対に言いたくない。でもアトピーである自分を好きになることができれば幸せになれるだろう。

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