アトピーの不安をもっと相談できたら・・・

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 アトピーは人を孤独にさせる。強烈なかゆみや辛さから「こんな思いをしているのは世界中で自分だけだ」「この辛さをわかってくれる人は誰もいない」と思ってしまう。誰にも相談できずその辛さを自分だけで背負い込んでしまう。そして孤独になる。

 相談しようにも見た目がどんどん酷くなっていく自分に自信がなくなっていき、人とコミュニケーションをとることを避けてしまうのだ。アトピーが酷くなるとかさついて皮がめくれたり、浸出液が溢れ出したりしてくる。そんな顔を人に見せるのが嫌になるのだ。そして自分自身で殻の中に閉じこもっていき更に孤独になっていくのだ。

 私も重症アトピーのときは未来には不安しかなく「こんな酷いアトピーになっているのは自分だけだ」と思い、もの凄い孤独に襲われていた。孤独で孤独でたまらなかった。そして誰にも弱音を吐けずにいた。母親は私のアトピーに対してもの凄く心配してくれたが、そんな母親にさえ私は弱音を吐くことができなかった。弱音を吐くことが格好悪いこと、そして相談してもどうしようもないことだと思っていたのだ。

 ただ、もしあのときに家族や友人などにアトピーの辛さを打ち明けることができていたらもっと楽になっていたのかなと思う。体の状態はよくならなくても心は軽くなれたのではと思う。

 アトピーが酷い状態で自分からコミュニケーションをとることはとても勇気のいることだ。実際私はできなかったし・・・。ただ勇気を出してコミュニケーションをとってアトピーの不安を相談していけば、心がもっと楽になると思う。

 アトピーが酷いときこそ心が崩壊しないように支えが必要だ。だからアトピーで苦しんでいる人たちがもっと周りの人たちに相談できるような環境になれば嬉しいと思う。

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