私が卒業アルバムを見たくない理由〜アトピー重症化を思い出すから〜

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 高校の卒業アルバム。そこには若さ溢れる輝きや青春の青臭さが映っている。「この頃は若かったな〜」などと思い返しページをめくる度に微笑んでしまうものだ。しかし私は違う。

卒業アルバムには酷かった自分が・・・

 私にとっての卒業アルバムは地獄の日々を思い出すもので見たくないものだ。流石に捨てることはできずに本棚の片隅にしまってあるが、もう何年も開いていない。地獄の日々を思い出すと言っても別にいじめられていた訳ではない。ただアトピーが酷かったのだ。もの凄く酷かったのだ。

真っ赤なフランケンシュタイン

 卒業アルバムの集合写真。私の顔はこれ以上ないほどアトピーで荒れ果てている。アトピーによる炎症が酷すぎて顔全体が腫れ上がっており、目なんか今の二分の一ぐらいしか開いていない。自分で言うのもなんだが化け物のような容姿になっていた。まるで真っ赤なフランケンシュタインのような状態だった。

脱ステロイドで地獄の日々

 卒業アルバムの写真を撮った高校三年生のときは脱ステロイド真っ最中の時期。世間ではステロイドバッシングが加熱しており、我が家もご多分に漏れずその影響を受けてしまったのだ。今ではステロイド外用薬の適正使用や生活習慣の改善でアトピーが寛解しているが、この頃は本当に辛かった。(脱ステロイドで地獄の生活を送っちゃったよ〜高校時代編〜)

 まわりは青春を謳歌しているのに、私はアトピーとの戦いで精一杯だった。想像を絶するかゆみ、四六時中溢れ出す黄色い浸出液、動かすだけで悲鳴を上げる節々の炎症。まさに地獄の日々だった。そんな当時を卒業アルバムを見ることによって思い出してしまうのだ。

重症化していた自分を認めたくない

 卒業アルバムを見たくない理由は、当時を思い出したくないのと認めたくない気持ちがあるのかもしれない。今はあの頃とは比べようがないぐらいアトピーは寛解している。(重症アトピーからの帰還〜私がアトピー改善のために行った3つのこと〜)時々炎症が酷くなることもあるが、当時のように重症化することはない。重症化していた頃の自分とは生まれ変わったのだ。

 だから当時の自分と今の自分は違うと思いたい。でも卒業アルバムを見てしまうと「いや。同じ自分だよ」と認めざるを得ない。それが嫌なのだ。例えるなら整形した人が昔の写真を見たくないのと同じような感覚かもしれない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする