えっ本当!?アトピーによる首の色素沈着の新事実!

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

アトピーが軽快してくると現れる色素沈着

写真(2015-10-19 14.09)

 私の首には黒いシミがある。シミと言うより色素沈着と言った方が正解かもしれない。その色素沈着はあちこち網目状に広がっていて、お世辞にも奇麗なものではない。重症アトピーを経験したものによく現れる症状で俗にいうダーティーネック(さざ波様色素沈着)と言うやつだ。

 アトピーが重症化していた頃には炎症による赤みやかゆみが酷くそれどころではなかったので気になることはなかった。しかしアトピーが軽快し首の炎症が治まってくると、この色素沈着が気になりはじめた。目立つし見た目が悪いので首が見えてしまう服装、例えばTシャツ一枚のような格好には抵抗がある。今ではちょっとした悩みになっているのだ。

 なぜこのような色素沈着が現れるのだろうか?

色素沈着はアトピーの炎症が原因

 ダーティーネックの原因をひと言で言うと「炎症」だ。アトピーにより長年炎症を起こし続けた結果、皮膚の奥深くにダメージを与えてしまい色素沈着が残ってしまうのだ。炎症が強かったり長引いたりする程、色素沈着は現れやすくなる。私の場合は脱ステロイドにより強い炎症が4年程続いたので色素沈着が残ったのだろうと思う。

 「ステロイドを塗ると皮膚が黒くなるから怖い」などと言われることがあるがこれは間違いだ。色素沈着は長年炎症を起こし続けた結果現れるものであり、アトピーそのものが原因になっているのだ。

 ではこの色素沈着を治すにはどうすれば良いのだろうか?

炎症を抑えれば自然に薄くなっていく!?

 大切なのは色素沈着を悪化させないことだ。悪化させなければ皮膚の新陳代謝で時間はかかるが次第に薄くなっていく。そのためには色素沈着の原因となる炎症を起こさないようにすることが大切だ。具体的には適した強さのステロイド外用薬やプロトピック軟膏を使っていく必要があるだろう。私のダーティーネックもステロイド外用薬で炎症を抑えることによって、一時よりは薄くなっている。ただ数年単位の時間がかかるので根気が必要だ。

美容皮膚科での治療もあるが・・・

 美容皮膚科では様々なシミや色素沈着の治療を行うことができる。中にはダーティーネックの治療を行っているところもあるようだ。フラッシュ光線治療や肝斑などにも使われるトラネキサム酸の服用、美白剤であるハイドロキノンやレチノイン酸などの治療があるようだ。

 ただこれらの治療法には抵抗がある。アトピーが完全に治っているのなら問題ないが、下手なことをすると悪化してしまう恐れがあるからだ。フラッシュ光線治療は少なからず肌に負担がかかるし、ハイドロキノンやレチノイン酸などアトピー治療以外の塗り薬を肌に塗るのは怖いのだ。トラネキサム酸の服用なら問題ないかなとも思うが・・・。だから今のところ私はこれらの治療を行うつもりはない。

色素沈着はアトピーと闘い頑張ってきた証

 ダーティーネックは目立つし気になる症状の一つだ。アトピーが軽快してきたかなと思ったときに現れる後遺症のようなもので長年続いたアトピーとの戦いの傷跡だ。この色素沈着が消えて奇麗な白い肌になれば嬉しいが、正直完璧に消すのは難しいと思っている。皮膚の奥深くまで染み込んだ色素沈着を消すのは至難の業なのだ。だから私は「この色素沈着は自分がアトピーと闘い頑張ってきた証」と思うようにしている。そう思うとこの色素沈着にも多少愛着が湧いてくるからだ。

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