かさつきが酷いっ!寒なったときの乾燥対策とは

 暖冬が続いていたが、私の住む日本海側では寒波がやってきて気温が一気に下がり始めた。寒くなると湿度が下がり空気が乾燥してくる。空気の乾燥は肌のかさつきを招きアトピー悪化に繫がってしまう。アトピー持ちにとっては要注意の季節だ。そこで今回は寒くなったときの乾燥対策をお伝えする。

保湿剤の使用は必須

hirubi

 乾燥対策に一番大切なのが保湿剤の使用だ。アトピー持ちは皮膚の水分量が少なく外部から潤わなければすぐにかさついてしまう。よくある保湿剤としては「白色ワセリン」「尿素製剤」「ヘパリン類似物質」の3つがある。

 それぞれ特徴があるが私が使っているのは「白色ワセリン」だ。白色ワセリンは皮膚の角層(一番外側)に油分を張ることで一定の水分保持効果がある。ただし肌にある水分を守るものであって、潤いを与える効果はないとされている。またベタつく使用感もある。それでも私の肌には一番合っている保湿剤だ。他の保湿剤では炎症が悪化してしまうのだ。私は一日に二回入浴し肌に水分を与える機会が多いので水分保持効果がある「白色ワセリン」が合っているのかもしれない。

 ヘパリン類似物質製剤は保湿効果に加えて刺激性はなく、抗炎症効果も有している。私の娘は乾燥型のアトピーなのだが、もう5年以上ヘパリン類似物質(ビーソフテンクリーム)を使用している。毎日一日二回の継続使用でアトピーを寛解した状態に保てている。炎症はないがかさつきが強いアトピーにはヘパリン類似物質が良いのかもしれない。

 尿素製剤は保湿作用と角質の融解作用を併せもつという特徴を有するが刺激性が強いことが知られている。その刺激で炎症が悪化することがあるので、アトピーの保湿剤としては個人的にはあまりおすすめできない。

加湿や設定温度に注意する

 暖房機器の使用は空気の乾燥を招きアトピーに悪影響を与えてしまう。冬場の暖房機器による湿度の低下を避けるため、加湿を心がけることが大切だ。エアコンを使うときには加湿器も一緒に使ったり、ストーブの上に水を入れたやかんを置いたりすると効果的だ。また私はエアコンを使うときには風の設定を「風よけ」にしている。直接顔などに風が当たると、すぐに乾燥してしまうからだ。そのほかコタツや電気毛布の長時間使用も乾燥皮膚を悪化させるので使用時間には注意する必要がある。

洗い過ぎに注意する

 乾燥する季節には入浴時にも注意が必要だ。洗浄するときは必要以上に体の皮脂を落とさないようにしなければいけない。汚れを落とし清潔に保つことは大切だが、体をゴシゴシ洗ったり石鹸を泡立て過ぎると必要以上の皮脂が除去されてしまい乾燥を招いてしまう。また入浴後は必ず保湿剤などでスキンケアをして乾燥を防ぐようにすることも大切だ。

適切な乾燥対策で冬を乗り越えよう

 寒い季節はアトピーが悪化しやすい。それは寒さによる乾燥で皮膚の水分が奪われるからだ。皮膚に潤いを保つため適切な保湿剤の使用、加湿や温度設定、入浴時の洗い過ぎなどを注意し寒い季節を乗り越えよう!

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