アトピーが良くなってから見る夢がある

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 アトピーが良くなってからよく見る夢がある。一月に一回、多いときは二、三回はみる。それは自分が大学に入り直す夢だ。地方の大学を卒業して16年経つのだが、また新たに勉強し入り直す夢をよく見るのだ。

 それも自分が卒業した大学と同じ大学に入学する夢。同じ大学で新たにキャンパスライフを楽しむ夢なのだ。どうして四十間近になってこんな夢を見るのだろう?心の底で「大学時代をやり直したい」と言う思いがあるのだろうか・・・

 私の大学時代はひと言で言えば悲惨だった。大学2年までは脱ステロイドを行ってしまいアトピーが重症化していたからだ。身体中が炎症を起こし真っ赤になっていた。節々からは浸出液が溢れ出し、身体を少し動かす度に痛みが襲い悲鳴を上げなければいけないぐらいだった。大袈裟ではなく本当にそんな状態だった。見た目も悲惨で「真っ赤なフランケンシュタイン」のような風貌だった。だから大学のキャンパスライフを楽しむなんてとてもできなかった。

 彼女?そんなものは到底無理だった。人目を気にして積極的にコミュニケーションをとることができなかったので、彼女どころか友達も少なく家で一人で過ごすことが多い生活だった。ただ4年間を留年することなく過ごし、大卒と言う肩書きを得るために通っていたようなものだった。だから大学生活は私にとって辛いものでしかなかった。

 今では昔と比べアトピーが寛解し風貌も人並みになった。「こんな状態で大学時代を過ごせていたらな・・・」と時々思うことがある。青春真っ盛りの二十歳前後の時期をきれいな肌で過ごせればもっと楽しめただろうなと思うのだ。その願望が今、夢となっているのかもしれない。

 夢の中の自分は当時のように自分の見た目に負い目を感じることはなく、キャンパスライフを楽しんでいる。友達や女の子とも積極的にコミュニケーションをとり楽しんでいる。まさに青春を謳歌している。

 夢の中で青春を謳歌するなんて、なんか寂しい気もするが時間を戻すことはできないので仕方がない。それに今アトピーが寛解しているからこそ、こんな夢を見ることもできるのだろう。たぶんこの先何度も同じ夢をみて青春を謳歌するのだろう。明日は大学何回生になるのだろうか?
 

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