アトピーでも大丈夫!ひげ脱毛体験談。

 こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 夕方になって鏡を見ると口のまわりが髭で見事に青くなっている。まるでコントにでてくる泥棒のようだ。年齢以上に老けて見えるので嫌だ。30代も後半にさしかかると仕方がないことなのか。竹ノ内豊や玉山鉄二のように髭が似合う顔なら何も問題はない。しかし残念ながらそんな甘いマスクを俺は持ち合わせていない。

アトピーのせいでひげ脱毛を敬遠する

 「ひげを脱毛しようかな・・・?」と考えたこともある。しかし、ひげ脱毛で皮膚にダメージを与えるとアトピーが悪化するかもしれない・・・心配だ。それに見知らぬ人それもたぶん女性に自分の顔を近くで見られたり触られたりするのには抵抗がある。だから「ひげ脱毛はちょっとなぁ・・・」と敬遠していた。

奥さんの勧めでひげ脱毛!

 あるとき、うちの奥さんが腕の脱毛に行くことになった。友達に勧められたようだ。脱毛から帰ってくるなり「雰囲気のよい店だったよ。男性のひげ脱毛もやっていて割引券をもらってきたよ。気軽に行けるし一度試してみれば?」と言ってくれた。話がそれるが、うちの奥さんはかなりのプラス思考で「やってみてダメならそのとき考えよう」と言う感じの楽観主義者だ。だから心配症の俺の背中をいつも押してくれる。「本当に大丈夫かなぁ・・・」と思いながらも奥さんの勧めで俺はひげ脱毛に行くことにした。

 その脱毛屋さんはおしゃれな建物の2階にあった。「ほとんどの客が女性なんだろな?俺が来るなんて場違いじゃないの?」と考えながら入り口のドアをあけた。店内はアロマがたいてあり、いい臭いがした。小綺麗な若いお姉さんが「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えてくれた。そして初めてひげ脱毛をするにあたって必要事項を質問用紙に記入するよう言われた。質問用紙には肌が強いかどうかの質問もあり迷わず「肌が弱い。アトピー性皮膚炎です」と記入した。肌が弱いことを配慮してもらえるなら、それにこしたことはない。

 質問用紙に記入が終わったあと、脱毛に関する説明を受けた。俺が行った脱毛は光脱毛と呼ばれるもので、光によって髭の毛根にダメージを与えるものだ。ひげ脱毛をしてもらう箇所は鼻下の髭だけにした。鼻下は比較的皮膚の状態も良いので、脱毛で多少ダメージを受けても影響が少ないと思ったからだ。それにあご髭まで脱毛してしまうと費用もかかるし、あご髭ブームがきたときに後悔しかねない。鼻下髭ブームがきたら・・・そのときは諦める。

 そしてさっそく脱毛を行うことになった。ベッドに仰向けになるよう言われ横になった。他人に自分の肌を近くで見られることに緊張しながら「自分のように肌が弱い方もよく来られるんですか?」とお姉さんに聞くと「肌が弱い方も多いですが、問題ないと思いますよ」と優しく答えてくれた。

 まず最初に鼻下に冷たいジェルを塗られた。「冷たっ!」と声をだしてしまうほどキンキンに冷えたジェルだった。そして目に黒い物を乗せられ視覚を遮られた。発射される光に目がやられないようにするためだ。それから「はじめますよ〜」と言うお姉さんの声が聞こえると、ピカッ!と光った。それと同時にチクリと痛みがした。我慢できるほどの痛みだ。10回前後光をあててもらった。時間にしておよそ10秒。「はい。終わりました」お姉さんが目に乗せてある黒い物を外してくれた。「え?これで終わりなの?」と思ってしまうほど簡単にはじめてのひげ脱毛が終わった。

ひげ脱毛をしてもアトピーには影響なし!

 ひげ脱毛を行ったその日は光をあてた箇所が赤くなった。しかし、ステロイド軟膏(ロコイド)を塗っておけば自然と赤みはひいた。ひげ脱毛は一ヶ月に一回、少なくても半年ほどは続けないと効果がわからないらしい。一回ひげ脱毛をしてみてアトピーが悪化するようならそれでやめておこうと思っていた。しかし、皮膚へのダメージが心配するほどではなかったので、脱毛を続けることにした。

 それからひげ脱毛を半年ほど続けた。「少し薄くなってきたかな・・・?」と言う感じはあったが、自分がイメージするほどの脱毛効果はなかった。それであるとき、効果に不満があることをお店の人に伝えた。すると「それでは強度をあげてみましょう」と言われた。もしかしたら、最初の質問表に「肌が弱い。アトピー性皮膚炎です」と記入したばかりに、普通よりも弱い強度で脱毛が行われていたのかもしれない。

 脱毛の強度をあげてからは効果があらわれた。光をあてた二週間後ぐらいに顔を洗っていると髭が抜けてくるのがわかった。しかし、光をあてたときの痛みは猛烈だった。まるで針で刺されたような痛みだった。肌へのダメージも大きく炎症で真っ赤になり、3、4日経つと髭が生えていたところに小さなニキビのようなものができた。それでもそのような症状はさらに3、4日ほど経つとなくなったので、効果がある分仕方がないと思った。アトピーへの影響もほとんどなかった。それからその強度でさらに半年ほど続けると、ほとんど髭が生えなくなった。今では鼻下の髭はなく、つるつるになっている。一日中泥棒面を心配する必要がなくなった。

 アトピーだから皮膚に刺激を与えるひげ脱毛はやめておいた方がよいと思っていた。でもいざやってみるとそこまで心配することはなかった。炎症で赤くはなったが一時のものでそれを引きずることもなかった。今ではひげ脱毛をして本当に良かったと思っている。

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