六年生を送る会に行ってアトピーが重症化していた頃を思い出した

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 娘の小学校の「六年生を送る会」に行ってきた。娘はまだ小学二年生なのだが六年生に向けて演劇をするようなので観に行ったのだ。会場は小学校の体育館。保護者用にずらっとパイプ椅子が並べられていた。そのパイプ椅子の間隔は狭い。少しガタイが良い人なら肩が触れるのではないかと思うほどだ。それを見て少し不安な気持ちになった。

 昔と比べるとマシにはなったが、私は他人と近くに座るのが苦手だ。近くで肌を見られるのが嫌だし、自分の頭や肩にフケが付いていないかが気になってしまうのだ。たぶん気にし過ぎなんだろうけど気になる。アトピーが重症化していた高校性の頃のトラウマが残っているのだろうか・・・。

 高校の全校集会。全生徒が所狭しと体育館に集まる。自分のまわり360度に人がいる状態。しかもかなり近距離で。当時は脱ステロイドでアトピーはかなり悪化していた。皮はズル剥けで浸出液が出ていたし頭皮もボロボロでフケが絶えず落ちていた。そんな状態で他人の近くに座り曝されるのは苦痛以外の何ものでもなかった。「自分の汚い皮膚を見られている・・・嫌だ。早く終わってくれっ!」といつも思っていた。被害妄想が強いのかもしれないが、あれだけアトピーが酷ければ仕方がないと自分では思う。全校集会の最中はずっと下を向いていた。少しでもアトピーの肌が見られないように。

 体育館に並べられているパイプ椅子を見て、そんな嫌な思い出がよぎった。そのときと比べるとアトピー性皮膚炎は随分マシになっているはずなのに。重症アトピーからの帰還~私がアトピー改善のために行った3つのこと~参照。心の何処かで当時の気持ちが残っているのだろう。

 体育館のパイプ椅子に座る。右隣には嫁さんが座ったが前後と左には他の人が座った。少し緊張する。肩にフケが付いていないか確認する。大丈夫だ。そんな中、六年生を送る会は始まった。娘の発表や感動的な先生方の言葉などを聞いていると、いつの間にか緊張も解れていた。

 会が終わりガヤガヤと話しながら退席していく人たち。「ふぅ~・・・」と私は息をつく。やはり他人と近くで座るのは苦手だなと思った。でも以前は苦痛以外の何ものでもなかったがアトピーが良くなったことにより以外と大丈夫になっている自分に気がついた。

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