接客業をしているアトピーの方を見かけた

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 嫁と近所にある喫茶店のコメダに行った。コメダはコーヒーも美味しくゆっくりできるのでよく行く店のひとつだ。そこで一人の店員さんに目がとまった。腕にはボコボコした発疹、顔は腫れていて赤く炎症を起こしていた。その店員さんはアトピーだったのだ。

アトピーで接客業なんて・・・

 主観的な意見だがこの店員さんは中等度から重度ぐらいに分類されるであろうアトピーだった。すぐにアトピーだとわかるレベルだ。このレベルのアトピーで接客業をするのは並大抵のことではない。アトピー持ちは自分の肌には自信がない。だからなるべく人には見られたくないと思ってしまう。中には引きこもりになる人もいるだろう。昔の私が半分そんな状態だったから。

 それなのに人と接することが仕事の喫茶店の店員さんをするなんて・・・。色々な葛藤を乗り越えてきたのだろう。後ろ向きに考えてしまう自分との戦い。まわりの目との戦い。それらに勝って今ここで働いている。そんなことを思って店員さんを見ていると目頭が熱くなってきた。

アトピー持ちは同志

 アトピーの人を見ると私と同じように辛いときを過ごしてきたんだろうなと思い切なくもなる。「今まで色々あっただろうな」「相当な苦労をしてきたんだろうな」とかその人の人生を想像して胸が苦しくなるのだ。そして勝手に同志のように感じてしまい「一緒に頑張ろう!」と心の中で叫んでしまう。

頑張りに励まされた

 帰りのレジはその店員さんが対応してくれた。「1,260円です。」その店員さんは笑顔で答えた。お金を差し出しながらその笑顔にグッとくるものがあり嬉しくなった。勝手に励まされたような気がした。いつもより感情を込めて「ありがとう」と私は答えて店を後にした。「また来よう」と思った。

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