秋生まれの赤ちゃんにアトピー性皮膚炎が多いって本当?

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 生まれる季節によってアトピー性皮膚炎になりやすい季節があるのはご存知だろうか?それは秋だ。秋生まれの赤ちゃんはアトピー性皮膚炎になりやすいと言われているのだ。

 アトピー性皮膚炎は遺伝的な要素が大きいと思っていたので「本当かよ!?」と疑ったのだが、しっかりとした調査結果もあるのだ。子供のアレルギー疾患治療で有名な「静岡県立こども病院」である調査が行われた。それは「乳児アトピー性皮膚炎発生率の誕生月依存性の変動」。それによると9~11月の秋に生まれた赤ちゃんは他の月に比べアトピー性皮膚炎が多かったと言うのだ。

 ではなぜ秋生まれの赤ちゃんが他の季節に比べてアトピー性皮膚炎が多いのだろうか?

なぜ秋生まれの赤ちゃんにアトピー性皮膚炎が多いのか?

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 それは秋から冬にかけては一年で一番空気が乾燥する季節だからだ。秋に生まれると肌が未熟な生後数ヶ月をこの厳しい乾燥シーズンの中で過ごさなければいけない。未熟な肌は乾燥に耐えることができずアトピー性皮膚炎を発症してしまうのだ。

 つまり秋生まれにアトピー性皮膚炎が多いのは乾燥が原因なのだ。

環境的要素に対する対策でアトピー性皮膚炎を防げる

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 勿論、アトピー性皮膚炎の発症は乾燥だけが原因ではなく、遺伝的な要素など体質も強く関与している。アレルギー体質の親からアトピー性皮膚炎の子供が生まれる確率が高いことから、これは疑いようのない事実だ。

 実際私の娘も症状は軽いがアトピー性皮膚炎と診断されている。

 ただ、秋生まれにアトピー性皮膚炎が多いと言うことは、遺伝的な要素だけではなく環境的な要素も影響していると言える。裏を返せば、環境的な要素に対する対策を行えば、アトピー性皮膚炎の発症をある程度は防げると言うことだ。

 遺伝的な要素はどうしようもないが、環境的要素に対する対策なら行うことができるだろう。環境的要素に対する対策とは要するに「乾燥対策」だ。

 では「乾燥対策」として具体的に何を行えば良いのだろうか?

乾燥対策として何をすれば良いのか?

 具体期な乾燥対策として、一番は「保湿剤の継続使用」だろう。生後すぐに保湿剤を使い始め、乾燥から赤ちゃんを守ることが大切だ。入浴後はもちろん、洗ったり拭いたりしてもすぐに保湿剤を使うべきだ。生後間もない赤ちゃんに対して塗り薬を使うことに抵抗があるかもしれないが、保湿剤ならほとんど害はないので問題ないだろう。

 また、体を温め過ぎないことも大切だ。体を温め過ぎると肌が乾燥しやすくなる。赤ちゃんは大人より体温が高いのですぐに温まり乾燥してしまう。お風呂の温度を少し低めの38〜39度にしたり、室温は25度未満にする。また衣服は大人より一枚少ないぐらいが丁度良いと言われている。

秋生まれでもアトピー性皮膚炎にならないように

 秋生まれの赤ちゃんにはアトピー性皮膚炎が多い。それは生後間もない肌が乾燥に曝されるからだ。ただ、乾燥対策を行うことによってある程度は防ぐことができる。つまり、秋生まれでも適切な対策を行えばアトピー性皮膚炎の発症を防ぐことが可能なのだ。

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