重症アトピーで働けなくても障害者認定は受けられない

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 重症アトピーとはどんな状態なのか。それは体中が炎症を起こし浸出液が溢れ出し、少しでも身体を動かそうものなら痛みで悲鳴を上げなければいけない状態だ。体中の皮膚がヒトのものとは思えないような有様になり、肉体的にも精神的にも地獄の底に落とされる。つまり日常生活を送ることすら難しい状態になってしまう。

 私も脱ステロイドをしていた二十歳の頃にこのような重症アトピーを経験している。本当に辛く半分寝たきりの生活をしていた。

 今、成人型の重症アトピーが増えている。昔は小児型のアトピーが多く成長とともに良化すると言われていたが、そうでもないのだ。

重症アトピーになると様々な問題が

 成人型の重症アトピーになると様々な問題がでてくる。大きな問題の一つが「仕事」だ。仕事をしないと生活していくことが難しいのだが、重症アトピーになると、とても仕事なんてできない。

重症アトピーにできる仕事がない

 少しの動作で悲鳴を上げてしまう身体。人の姿とは思えない見た目。どん底まで落ちている気持ち。人とコミュニケーションをとらない仕事、肉体的や精神的に全く負担がかからない仕事なんてこの世の中にはないだろう。それなら重症アトピーで仕事をするなんて到底無理な話だ。

重症アトピーでは障害者認定を受けることができない

 他の病気では就労するのが困難な場合は障害者認定を受けれるケースがあるのに、アトピー性皮膚炎では受けることができない。アトピー性皮膚炎は患者数も多く、症状も見た目ではほとんどわからないぐらい軽快しているケースから重症化しているケースまで幅広いため、障害者認定を受けることができないのかもしれない。

重症アトピーに社会的な支援を

akusyu

 では働けず障害者認定を受けることができない重症アトピーのものはどう生活していけば良いのだろうか?家族や身内に支援してもらうのだって限界がある。働くことができず肉体的にも精神的にも追い込まれていき、自ら未来を断ってしまう人だって重症アトピーの人の中にはいるのだ。

 アトピーと言う病気は認知されているが、重症アトピーがどんな状態でどんな苦しさがあるのかまでは、まだまだ知らない人が多いだろう。重症アトピーが世の中にもっともっと認知され、少しでも社会的な支援を受けることができるようになれば嬉しい。

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