震災のニュースを見てアトピーの私が思うこと

こんにちは。アトピーと付き合い始めて30年以上のタカヒロです。

 東日本大震災から今日で5年。テレビから流れるニュースを見ると被災地は少しずつだが元の様相を取り戻そうとしている。甚大な被害に遭ったにもかかわらず被災地の方には活気がみなぎっており、「人」の強さを改めて感じさせられる。ただ、復興にはまだまだ時間がかかるだろう。被災者の方には心からお見舞いを申し上げたい。

 私が震災のニュースを見ていつも思うこと。それは「もし自分が震災の被害に遭っていたらどうなっていただろう?」と言うことだ。アトピーの私が震災に遭ったら、間違いなくアトピーは悪化するだろう。悪化どころの騒ぎではなく、見るに見れないほど重症化してしまうんだろうなと思う。震災によって生活が一変するのだから・・・

 まず避難所での生活。それは想像以上の精神的、身体的ストレスがかかるだろう。孤独や不安、共同生活での不満や憤りなど様々な感情が入り乱れる。些細なストレスでもアトピーの皮膚は過敏に反応してしまい悪化する。避難先での大きなストレスに皮膚は悲鳴を上げるだろう。

 また薬の問題も大きい。避難先に薬を持っていくことができなかった場合、何日も薬がない状態で過ごさないといけない。医療の支援に関しては命に関わる病気ではないアトピー性皮膚炎の患者は恐らく後回しにされるだろう。1日でも薬を塗らなかったらすぐに悪化する私のアトピーは何日も薬がないことに耐えられないだろう。アトピーが重症化するのは火を見るよりも明らかだ。

 更に衛生面での影響も大きい。停電や断水が何日も続く生活。何日も入浴できないことが続き、体を清潔に保つことが難しい状況になるだろう。アトピーは皮膚を清潔にすることが基本なので、衛生的に問題があれば間違いなく悪化してしまう。

 震災に遭ったらアトピーのことよりもまずは命のこと。そう考えなければいけないのかもしれない。被災者の方に言わせれば「アトピーのことなんて考えている余裕はないよ!」と思われるかもしれない。

 ただ震災のニュースを見る度に「自分がもし被害に遭ったら・・・アトピーはどうなるのか・・・」と思ってしまうのだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする